『設計のプロセス Design Process』 カテゴリーの記事
二世帯住宅を設計する時は、普通の住宅とは全く違う頭を使う。2つの住まいをつなげることによって如何に楽しい空間を作り出すか、如何にそれぞれ独立したプライバシーを保つのか、そういった世帯間の関係を考えながら、建築というひとつの形にまとめあげる。当然のことながら、法的規制や予算をクリアし、安全や快適性を確保し、その土地の特性を生かし、それぞれの世帯の好みも反映させるという当たり前の設計条件を満たした上のことだ。…というわけで、2世帯住宅の設計をする時は、いつもにも増してかーっと知恵熱がでそうなほど脳を全回転させることになる。
その過程をくぐり抜けた二世帯住宅の設計が終了し、いよいよ着工することになりました。
大きな屋根の下2世帯が一緒に暮らす案、中庭を中心に回遊できる案、庭をはさんだ別棟案など、打ち合わせの段階で現れては消えていった様々なプラン。それぞれ設計の条件を満たしながら、2世帯の関係性が微妙に違っている。どの案もすべて知恵熱を出しながら考えた、楽しい仕掛けが盛り込まれた、とっても愛着のあるデザインばかり。模型を壊す前に、ここで一部お披露目をすることにします。












投稿者:Yumi Kori |
設計のプロセス Design Process |
記事本文

外観:竣工当時とかわらず綺麗に使っていただいていて感動。
スタジオ宙が2001年に設計したWIll帝塚山を久しぶりに訪ねました。これは、古い土蔵をギャラリーとして再生させながら、賃貸マンションと合体させて設計したユニークな建物です。2002年に、大阪都市景観建築賞受賞をいただきました。竣工から10年以上の月日が経ち、手直しが必要なところが出はじめ、施工したナカノフドー建設の岩尾さんといっしょに現地を見て回りました。
久しぶりにお邪魔し、建物の点検をさせていただいていると、入居されている方も、皆、素敵に住んでらしてまたまた感激!

3階のテラス付きの部屋:家具デザイナーの方の住まい。
全部自分でデザインしたすてきな家具で、おしゃれに住んでいただいていました。

メゾネットタイプ:カメラマンのSOHO住宅
1階を撮影スタジオと事務所、2階を住宅。SOHOとしてうまく使っていらっしゃいました。

蔵の風景が楽しめるマンションの中庭

中庭に面した各住戸のポーチ
中庭も手入れが行き届き、蔵のギャラリーもしっとりと風景に馴染み、ポーチもうまく使われていました。愛情を持って使っていただいている様子を見て、建築家冥利に尽き、本当に幸せな気持ちになりました。

ギャラリークラシック2階

オーナーの巽さんご夫婦(奥様は私と同じ京都府立大学卒業生)
オーナーの巽さんの経営される素敵な蔵のギャラリーは、大阪のタウン誌やテレビなどでも紹介され、大阪の名所になっています。Will 帝塚山の紹介ページはこちら。これから、建物が長持ちするよう、メンテナンスの計画をたてていきます。
投稿者:Yumi Kori |
設計のプロセス Design Process |
記事本文
昨年より進めてきたグループホームの実施設計がほぼ完成し、新しい模型を作りました。外観は見る方向によって、小さな家のように見えたり、中庭を中心に広がる大きな家に見えたり、グループホームという施設の性格を考えて多義的なイメージを持つデザインとしました。

南側に大きな庭があり、一階の居間や食堂和室から自由に庭に出られま す。また、お風呂も小さな庭があり楽しい入浴ができ、開放的なプランになりました。また、サービス動線も十分考慮し、職員さんが気持ちよく働けることを考 えました。2階の個室もバルコニーに面した掃き出し窓があり、自然採光と通風がとれる気持ちのよい居住環境を作りました。ここに入居される高齢者の方が、いつまでも元気で楽しく暮らしていただけることを願って、さらに現在、詳細な設計を進めています。

投稿者:Yuli Sasai |
設計のプロセス Design Process |
記事本文
昨年、コンペで、スタジオ宙が設計者として選ばれた、
中庭付きグループホームの設計プロジェクトがようやく動き出しました。
認知症の高齢者の方が、いつまでも元気に暮らせる為には、どうしたらいいのか。
機能性、経済性だけでなく、快適性やデザイン性も考慮した、
高齢者に優しい住まいを設計するためには、どんなレイアウトが適しているのか。
2ユニットのグループホームを快適に且つ効率良く併設するにはどうしたらいいのか。
現在、様々なプランの検討を重ねています。

<第一案 模型鳥瞰写真>
緑あふれる中庭を中心に、建物の隅々まで、採光、換気が行き渡り、
楽しみながら暮らすことのできる気持ちの良い建物を目指し、計画しました。


<共用部分>
中庭に面した食堂、リビングは光りと風が抜ける気持ちの良い場所となっています。
オープンキッチンの厨房からは食堂、中庭が見渡せます。
2階は、南に面した大きな高窓から採光ができ、また、効率的に通風もできます。

<居室部分>
1階は庭の風景を、2階はバルコニー越しに眺望を楽しむことができます。
居室にいながらも、中庭の気配が感じられ、建物のどこにいても、
暖かみのあるグループホームを考えています。
投稿者:Tanimura |
設計のプロセス Design Process |
記事本文
祖父母、父母、息子夫婦。現在、それぞれの場所で暮らしている3世帯が、集まって一緒に暮らすための住宅を設計しています。
生活習慣の異なる3世帯が、個々の生活を楽しみながら、 お互いの気配や、つながりを感じられるような住宅になるように計画しています。
いくつか模型を作って検討中です。
<中庭案>
<大屋根案>
投稿者:Tanimura |
設計のプロセス Design Process |
記事本文
ニューヨーク在住のご夫婦の為、
東京に別荘をつくる計画をすすめています。
模型で、階段の形やロフトの位置など
全体の空間構成を検討した結果、
左右対称に2つのロフトスペースがある、
小さいながらも変化に富んだ、楽しい住宅を提案しました。
現在、実施設計を進めています。

投稿者:Tanimura |
設計のプロセス Design Process |
記事本文
先日、都内に建つ3LDKのマンションの改装を依頼されました。
南北に細長い、マンションの典型的な間取りです。
現状の間取り(上記左図)では北側の個室と南側にあるリビングが分断され家族の気配が感じられません。
そこで真ん中の納戸や壁を取り、 南北に光と風、視線が通り抜ける空間の提案をしました(上記右図)。
こうすることで家族の気配が感じられ、北側にいても南側の暖かさや大きな窓越しに見える景色を楽しむことができます。
また、新設する和室は、床の高さを上げてリビングの家具などに視線をじゃまされずに和室からも景色が楽しめる様になっています。
[提案した間取りのイメージ図]
南北に室内空間が繋がる様子がわかります。
[現状の間取り: 南側バルコニーから室内を眺める模型の写真 ]
個室の壁が南北を分断しています。
[提案した間取り: 南側バルコニーから室内を眺める模型の写真]
納戸や壁を取ることで光と風が通り抜ける空間になります。
現在、模型や図面でいろいろと検討中です。
投稿者:Tanimura |
設計のプロセス Design Process |
記事本文
« 前のページ
次のページ »