スタジオ宙

2022年3月の記事

ウクライナ戦争反対を光で表す。HOPE 動画UP

— HOPE: protests against the war by the Light —

2022年2月24日、ロシア軍が突然ウクライナに侵入しました。 町が爆撃され、人々の生活が破壊される惨事を見て 強い憤りと深い痛みを感じています。 戦争が1日も早く終わり、 愛する人との平穏な日々が戻ることを願い、 ウクライナの国旗の青と黄色の光に、 希望と絆を表す言葉を投影し、 平和を愛する人々との連帯と戦争への抗議を表しました。

発案:郡裕美, 設営: 郡裕美+奥村収一 / スタジオ宙、Ikuma, Akihito, Kohei, Akie / 大阪工業大学 空間デザイン学科 郡裕美研究室LSDL有志、 主催:金森秀治郎 ( 日本橋の家 オーナー )、場所:ギャラリー日本橋の家 (大阪) , 期間:2022. 2. 25 – ロシアの侵攻が止まるまで All right reserved 2022 ©️ Yumi Kori

On the day of February 24, 2022, Russian troops suddenly invaded Ukraine. Seeing the devastation as towns were bombed and people’s lives were destroyed We feel strong indignation and deep pain. We hope that the war will end as soon as possible. to be able to live peacefully with their loved ones. In the light of the colors of the Ukrainian flag Projecting words of hope and bonding, and Solidarity with peace-loving people and protest against the war.

HOPE Installation : Yumi Kori Shuichi Okumunra / studio MYU Ikuma, Akihito, Kohta, Akie / Osaka Institute of Technology Organizer: Shujiro Kanamori Location: Gallery Nipponbashi no ie, Osaka, Japan Period: 2022.2.25 until the War ended.All right reserved 2022 ©️ Yumi Kori

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伝統素材をいかした京都寺町の町家、雑誌コンフォルトに掲載!

— Our designed Traditional Japanese Fusuma paper in Kyoto Machiya Project Published in Comfort Magazine —

コンフォルト2022年4月号の「ものづくりの現場から」のコーナーで、私たちが改装設計した、京都寺町の町家『月雫』が紹介されました。藤原道長にゆかりがある敷地ということが判り、有名な望月の歌にちなんで満月をテーマにした意匠を散りばめた空間にしました。

コンフォルト No.184 2022年4月号

掲載写真手前の部屋の襖は伝統柄「細露すすき」。それを開けて見える階段の向こうの襖は、「波頭に渦」を地に、雲母を全面に引いた紙を満月に形どって重ねました。

階段室を欄干がある橋に見立たて、改装で継ぎ足しが必要になった手すり部分は櫂をモチーフとして、大工さんに丁寧に作ってもらいました。満月を見ながら海を渡る気分です。

襖の中に満月が昇っていく様子を表現したく、伝統的な京唐紙を未だに手刷りで丁寧に作り続けている京都の老舗「丸二」さんにアドバイスをいただきました。

設計に際しては、イメージに合う伝統的な京唐紙を探すのに苦労しました。最終的に丸二さんに出会うことができ本当に良かったです。実際にアトリエに伺い、制作の現場を見学させていただき、お願いすることに決めました。

丸二さんの唐紙制作の過程も掲載されています。ぜひお手にとってご覧ください!

月雫についての過去記事へのリンクはこちらから ↓

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ウクライナの人々に思いを寄せて

— Against the WAR by lighting up with Ukrainian flag color. —

先月末から、ギャラリー日本橋の家(大阪)で、コロナの医療従事者を応援するためにブルーライトのインスタレーションを行なっていましたが、この度、一階の光を黄色にし、ウクライナ国旗の色にました。

1日も早く戦争が終結しますように。

愛する人と自由に会う日が戻ってきますように。

HOPE, WISH, LOVE, HUGS…など、希望とつながりを感じる言葉を、心を込めてガラスに映しています。

『HOPE』@ギャラリー日本橋の家 毎晩7PM – 11PM 〒542-0073 大阪府大阪市中央区日本橋2丁目5−15

大阪ミナミを通りがかる折には、立ち寄ってみてください。

1。階奥で黄色の光が点滅する

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実測調査へ! 京都九条山プロジェクト

— New project started, historical house in Kyoto. —

新しいプロジェクトが始まり、早速、実測調査に行きました!

露地のように細く曲りくねった山道の先に、その建物はひっそりと佇んでいました。

前庭から見た外観は洋館。所々に和洋折衷なデザインも見え不思議な魅力があります。

玄関に面して中廊下があり、その北側は洋風な意匠の部屋、南側には座敷があり、中廊下を軸として洋と和のデザインが同時に並存している特徴的な空間構成です。

床下の構造を調査するために床を剥がす。
上げ下げ式の洋風窓や天井のモールディングなどは凝った意匠になっている。
南側の和室も痛みがひどく、方々の柱が傾いており、かなり老朽化が進んでいる。

さて、これからこの既存建物が持つ空間構成と特徴を生かしながら、新たな価値を生み出しながら建物の再生していくという難しい仕事が始まります。何が新たに生まれていくのか、、、私たち自身も楽しみながら頑張ります!

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HOPE ブルーライトに思いをのせて

— Blue Light Installation HOPE at Osaka Nipponbashi Gallery —

3月1日よりギャラリー日本橋の家にて、郡裕美が教鞭をとる大阪工業大学の学生有志とスタジオ宙が一緒に作り上げたインスタレーションHOPEが始まりました。建物全体が医療従事者に感謝に気持ちを示すブルーライトの光に包まれ、そのファサードに、希望や人とのつながりを表す言葉16個を選んで作った詩が映し出される作品です。1階の奥にもゆっくり点滅する光のインスタレーションを施し、人々の心に優しく語りかけます。

大阪ミナミへお越しの際は、是非お立ち寄りください!

『HOPE』@ギャラリー日本橋の家 毎晩7PM~11PM

〒542-0073 大阪府大阪市中央区日本橋2丁目5−15

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新美術新聞に掲載 by 美術評論家の南條史生氏

— Fumio Nanjo, Art Curator mentioned Yumi Kori's Osaka Art fair Space Design in the Japan Art News Paper —

元森美術館館長で、美術評論家、キュレーターである南條史生さんが新美術新聞にて、郡裕美のアートフェア会場デザインについて紹介して下さいました!是非ご覧ください。

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STUDY:大阪関西芸術祭アートフェア2022 会場は大盛況 !!

— We designed a stroll garden like exhibition space at STUDY: Osaka Art Fair —

私たちが会場デザインした STUDY:大阪関西芸術祭アートフェア、無事にオープニングの日を迎えました!場所は、jr大阪駅直結のグランフロントの大吹き抜け空間です。通常のアートフェアと違って、上階からも、偶然通りがかった人も、入場しなくてもアートフェアを感じることができるデザインです。また、会場の空間デザインとしては、「見え隠れ」の手法に着想を得た、回遊式庭園のようにな空間構成です。会場内を歩くたびに新しいアート作品に出会え、また、様々な人の繋がりが生まれる、新しいアートフェアの形を提案できたように思います。

吹き抜け空間に突如現れた十字の壁
上から見下ろした十字の壁は歯車のようで、会場の床の模様に呼応しながら流れを生み出している。
ギャラリーブースと通路が溶け合い、空間が緩やかにつながる。
立ち位置によって人、アート作品、風景が見え隠れする。

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