スタジオ宙

『日常風景 Diary』 カテゴリーの記事

ウクライナの人々に思いを寄せて

— Against the WAR by lighting up with Ukrainian flag color. —

先月末から、ギャラリー日本橋の家(大阪)で、コロナの医療従事者を応援するためにブルーライトのインスタレーションを行なっていましたが、この度、一階の光を黄色にし、ウクライナ国旗の色にました。

1日も早く戦争が終結しますように。

愛する人と自由に会う日が戻ってきますように。

HOPE, WISH, LOVE, HUGS…など、希望とつながりを感じる言葉を、心を込めてガラスに映しています。

『HOPE』@ギャラリー日本橋の家 毎晩7PM – 11PM 〒542-0073 大阪府大阪市中央区日本橋2丁目5−15

大阪ミナミを通りがかる折には、立ち寄ってみてください。

1。階奥で黄色の光が点滅する

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実測調査へ! 京都九条山プロジェクト

— New project started, historical house in Kyoto. —

新しいプロジェクトが始まり、早速、実測調査に行きました!

露地のように細く曲りくねった山道の先に、その建物はひっそりと佇んでいました。

前庭から見た外観は洋館。所々に和洋折衷なデザインも見え不思議な魅力があります。

玄関に面して中廊下があり、その北側は洋風な意匠の部屋、南側には座敷があり、中廊下を軸として洋と和のデザインが同時に並存している特徴的な空間構成です。

床下の構造を調査するために床を剥がす。
上げ下げ式の洋風窓や天井のモールディングなどは凝った意匠になっている。
南側の和室も痛みがひどく、方々の柱が傾いており、かなり老朽化が進んでいる。

さて、これからこの既存建物が持つ空間構成と特徴を生かしながら、新たな価値を生み出しながら建物の再生していくという難しい仕事が始まります。何が新たに生まれていくのか、、、私たち自身も楽しみながら頑張ります!

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HOPE ブルーライトに思いをのせて

— Blue Light Installation HOPE at Osaka Nipponbashi Gallery —

3月1日よりギャラリー日本橋の家にて、郡裕美が教鞭をとる大阪工業大学の学生有志とスタジオ宙が一緒に作り上げたインスタレーションHOPEが始まりました。建物全体が医療従事者に感謝に気持ちを示すブルーライトの光に包まれ、そのファサードに、希望や人とのつながりを表す言葉16個を選んで作った詩が映し出される作品です。1階の奥にもゆっくり点滅する光のインスタレーションを施し、人々の心に優しく語りかけます。

大阪ミナミへお越しの際は、是非お立ち寄りください!

『HOPE』@ギャラリー日本橋の家 毎晩7PM~11PM

〒542-0073 大阪府大阪市中央区日本橋2丁目5−15

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伝統的町並みでの空き地対処法-3.ポケットパーク

— How to repair historical townscape? vol.3 —

第3案は、町並みに面して門のような下屋のような奥行きのない空間を作り、その向こうにポケットパークのような居場所を作るデイディア。通り側からは建物越しに庭の風景を眺めることができます。敷地に小屋の小さな小屋や家形フレーム、木々をランダムに点在させることで、おとづれた人が思い思いに時間を過ごせるという提案です。

小屋フレームとその間の空間が居場所に。

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伝統的町並みでの空き地対処法-2.水庭の風景

— How to repair historical townscape? vol.2 —

通りから見た格子のファサード

第2案では、通りに面して町並みに合わせた建物を建て、水庭の風景を作るアイディア。中庭には片流れの下屋のような建物を建て、居心地良さを生み出す提案です。蔵は、日常とはちょっと違う特別な場所として使う予定。新しいけど懐かしい、そんな空間が魅力です。

飛石が庭の奥へと人々を導きます。

デッキが中庭に面したステージのように使えるかも。

投稿者:Yumi Kori |  日常風景 Diary, 設計のプロセス Design Process |  記事本文

伝統的町並みでの空き地対処法-1.竹林散歩道

— How to repair historical townscape? vol.1 —

老朽化して取り壊された建物が空き地となって歴史的な町並みが歯抜けになってそこで途切れてしまう問題、日本の伝統的な町並みでよく見かけます。

それをどう解決したらいいのか?特に重要伝統的建物群保存地区の場合、新築であっても伝統的な形に習って建設する必要があるのですが、前と全く同じものを建てるのは不可能ですし、そうする意味もありません。。。歴史を大切にしながら、現代の人々が楽しめる場を新しく作るには?

今回、伝統的な町並みに面した空き地の持ち主からの相談に答えていくつかスタディをしました。敷地は、間口に対して奥行が長く、奥には蔵だけが残されています。今回のプロジェクトでは、町並みに対する配慮、心地の良い居場所づくり、さらに裏の古い蔵をどのように活用するかがポイントになってきます。

第1案は、なるべく建物を建てないで居場所を作るアイディア。通りに面して歴史的町並みのスケールに合わせて建物を建て、その裏に竹林を作る提案です。蔵は曳家して手前に移動してそれに合体して表の建物を作り、そこにカフェの厨房と客席を設けます。通り側から建物を通して竹林が見え、通行人を奥へと誘います。

この案の魅力は中庭に設けた竹林です。静けさを感じて散策しながらお茶も楽しめます。

竹林の中には椅子やテーブルを置いて、ゆっくりくつろげる場所に。

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謹賀新年 2021 心機一転の年

— Happy New Year 2021 —

あけましておめでとうございます!

最近の自粛ムードに負けないで、ポジティブにクリエーティブに、今年は、いろいろ新しいことを始めたいと思います。
今は世界が少し元気なく見えるけど、必ず晴れる日がやってくると信じて。コロナの終息を心から祈っています。

今年もよろしくお願いします。

郡裕美 & 遠藤敏也

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