スタジオ宙

『日常風景 Diary』 カテゴリーの記事

私達が修復した古民家で文楽の公演@佐原

— Bunraku Puppet theater was held at the Restored Historical House. —

 
歴史的な町並みが残る千葉県佐原の古民家で文楽の公演が行われました。ここは、私達が佐原で最初に手掛けた建物。千葉県建築文化賞をいただいた作品、不動産店しゅはりとして修復した小森家です。

店内には椅子が置かれ劇場に早変わり。

正面に見えるのは座敷の障子。梁と柱でなんとなく区切られる舞台と客席。

店内があっという間に舞台に早変わり。障子が舞台に緊張感を与え、右上の欄間の光も舞台らしさに一役かっている。

幕の合間には、人形遣いのからくりを解説してくださる吉田 勘彌さん。

奥の座敷が楽屋として使えているところは、まさにあっぱれ。日本建築の底知れぬ力にただただ感動の時間でした。

投稿者:Yumi Kori |  お知らせ News, 建物の完成 Project Completion, 日常風景 Diary |  記事本文

スタジオ宙が設計した住宅に招待して頂きました。

— Invited to the house that studioMYU designed —

スタッフの本間です。

少し前のことになりますが、スタジオ宙一同と施工してくださった工務店の方を建主の方にご招待して頂きました。

今回伺わせて頂いたのは、私が初めて担当させて頂いた一戸建ての住宅です。

竣工時には無かった家具や観葉植物が置かれていたり、お子さんたちが家中を縦横無尽に駆けまわったりと、楽しげに暮らしている雰囲気を感じることが出来たのはとても嬉しいことでした。

そしてなにより、自分が携わった場所で、建主の方から心地よく住んで頂けているというお話を聞きながら、美味しい食事とお酒を頂いたこと。

それは建築設計をしている上で、とても幸せな時間でした。

2016-04-16 14.06.19_blog550

投稿者:Jun Honma |  建物の完成 Project Completion, 日常風景 Diary |  記事本文

建築が住まいになるとき。

— Architecture becomes a House! —

2016-04-16 13.54.24
引越しから半年が過ぎ、「家らしくなったから是非おいで下さい。」と、建主から暖かい招待をいただきました。私たち設計スタッフ、大工さんも交えて、楽しい時間を過ごしました。建物を楽しく使っていただいているのをみると、設計者として本当に嬉しいです!
2016-04-16 14.12.58
ダイニング、キッチン、庭のつながり。楽しく使っていただいていました。
2016-04-16 17.29.41
吹き抜けを通して、2階の個室から一階の居間の気配が感じられます。庭もよく見えます。
2016-04-16 14.06.45
2階の子供室の廊下にある勉強コーナーは、吹き抜けに面していて、家族みんなが楽しく使っていただいているようで、いい感じでした!

投稿者:Yumi Kori |  建物の完成 Project Completion, 日常風景 Diary, 設計のプロセス Design Process |  記事本文

佐原の町並み見学会を開催!

— Walking tour in Historical Town Sawara —

P1410652

昭和初期の住宅の再生をおこなった八坂の家(2007年 第13回千葉県文化奨励賞受賞)

 

7月2日(土)千葉県香取市佐原で町並み再生事例の見学会を行いました。

この日は、前日までの曇り空から一転して蒸し暑い日になりました。

私は、スタジオ宙に入社して、初めての佐原訪問でした。

今までは写真や図面でしか見ていなかった佐原に行き、自分の肌で空間を感じることで、写真ではわからなかった空間のもつ心地良さを感じました。

申し遅れましたが、私今年の4月に入社致しました、新人スタッフの武松 志保と申します。

今後もNEWSの更新などを行っていきます。皆様宜しくお願いします。

 

ここからは、佐原見学会の一部をご紹介致します。

P1410697約15年にわたり、町並みの保存、修繕を行ってきた郡と遠藤の説明をききながら、見学会は進んでいきます。P1410702古い材と新しい材の色の違いを眺めていると、少しずつ取り替えながら歴史を刻む木造の良さを感じました。P1410703実際に空間に入ると、材木の香りや、外から差し込む光を肌で感じ、とても心地の良い時間を過ごすことが出来ました。

P1410795

千与福内観

 

お昼はスタジオ宙の手がけたレストラン「千与福」で美味しいランチをいただきました。

実は、千与福は改装ではなく、「新築」なのです。

外観は町並みに合わせていますが、内部は現代的な空間になっています。

 

 

P1410843

与倉屋さん主屋

P1410856

与倉屋さんの大土蔵外観

P1410859

与倉屋さんの大土蔵内観

予定になかった与倉屋さんの大土蔵を、特別に見せていただくことができました。

中に入ると、複雑に組まれた丸太の小屋組の迫力に圧倒されました。

ミラーボールを天井から下げて若者向けのイベントを開催するなど、古い倉をただ保存するだけでなく、現代のニーズに合わせていろんな活用をしているようです。

P1410877さらに中庭へも通していただき、江戸時代から残る醤油を醸造していた倉や、レンガ作りの煙突、戊辰4年(明治4年)から立つお神楽造の住宅など、様々な時代の建物も見せていただきました。

2016-07-02 14.09.10

レンガ造りの煙突

P1410878

お神楽造りの住宅

その後私達は「いなえ」へ移動

P1410898

いなえ(2007年~2012年まで三期にわたり改修工事を行った)

2016-07-02 15.11.31

あまりの暑さに、いなえでかき氷を食べながら一休み。

佐原の町についての話が盛り上がり、危うくバスの時間に遅れそうになりました。

私達はおよそ5時間かけて佐原の町を歩き、伝統を守りながらも進化していく建物とそれを守っていく佐原の人々の取り組みにとても魅力を感じました。

 

投稿者:Shiho Takematsu |  建物の完成 Project Completion, 日常風景 Diary |  記事本文

新人スタッフ歓迎パーティー

— Welcome Party for Our New Staff at Studio MYU —

忙しい日々に追われ、ふと気がつくともうすっかり春です。
この春にスタジオ宙に入所することになった新人スタッフの伊藤真一(写真左前)の歓迎パーティーを開きました。また、春休みを利用してオープンデスクに来てくれた学生2人(写真右前、右奥)のお疲れさま会も兼ねました。

140331_curry_party_sm
実は事務所にはたくさんの種類のスパイスをストックしているのです。
スパイスを自由自在に使いこなす遠藤シェフによる本場インド料理を囲んで、ワインと一緒に手料理を楽しみました。おかげで元気がみなぎりました!

<おしながき>
・ダール(豆)カレー
・エビとオクラのカレー
・サーモンのたたき
・タンドリーチキン
せっかくなのでタンドリーチキンは炭火で焼きたい!
急きょ思い立ち、炭火を起こして焼き上げました。

curry_sm
エビとオクラのカレー

オープンデスクの方々、お疲れさまでした!
また、伊藤をどうぞよろしくお願いいたします。

投稿者:nishiyama |  日常風景 Diary |  記事本文

原寸で確認

— Examining the design by full scale —

P1000172_sm
現在進行中の現場の、最終デザインを事務所の廊下を使って検討中。
コンクリートの壁に透明のアクリルの棒を貫通させて、光が通る無数の穴を作る予定なのですが、その位置を入念に決めています。
図面上の確認だけでなく、実寸でデザインを検討し、大きさや位置などをリアルに確認することで、デザインの質が高まります。
でも、実物の検討は以外に楽しくって、笹井と郡と2人でこんなスナップショットを撮りたくなるほど楽しんでおります…

投稿者:Yuli Sasai |  工事の様子 Construction Site Diary, 日常風景 Diary, 設計のプロセス Design Process |  記事本文

« 前のページ 次のページ »