『お知らせ News』 カテゴリーの記事
竣工した「翼に夢を乗せて、軽井沢の別荘」の解説動画をUPしました。
是非ご覧ください。
sous les ailes
「神の御翼の下で守られる」—聖書より—
敷地を生かして空間の流れを作り、 緑の風景を楽しむ様々な視線を生みだすため、 スタディを重ねる中でこのカタチに辿り着きました。 斜面に呼応する傾斜屋根は、 緑の風景を立体的に室内に招き入れ、 地形に沿った床の段差は、内部空間に動きを与え、 微かに折れ曲がる軸線は、視線を風景の先へと誘導します。 中軽井沢の緑の中にまるで一羽の大きな鳥が、 翼を休めに舞い降りたような屋根のかたち、 その翼の下で、東京との二拠点生活が始まります。
郡裕美+遠藤敏也/スタジオ宙
設計のプロセスや工事の様子など、こちらのリンクにあります。
設計プロセス デザイン思考 https://www.studio-myu.com/news/archives/7123
最終案間取り決定 https://www.studio-myu.com/news/archives/7115
地鎮祭と着工 https://www.studio-myu.com/news/archives/7411
現場での打ち合わせ https://www.studio-myu.com/news/archives/7367
竣工写真 https://www.studio-myu.com/news/archives/7425
お時間ありましたら、ご覧ください。
投稿者:Yumi Kori |
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3月16日(日)、大阪ガス実験集合住宅NEXT21にて、荒川+ギンズ関連のイベントが開催されます。
大阪工業大学梅田キャンパス、大阪ガスNEXT21、千里中央公園、関西大学吹田みらいキャンパスと展示してきた蜃気楼階段」が、現在大阪ガスNEXT21に戻ってきています。
今回は関西大学の石津智大さん、京都芸大の服部滋樹さんとのトーク・ディスカッションと、
関西大学の小室弘毅との蜃気楼階段ワークショップです。
ご興味がおありの方はぜひご参加ください。
「さりげない違和感と戯れる」 蜃気楼階段 体験会
「暮らす・人間する」大阪ガスNEXT21と荒川+ギンズ「建築する身体」思想
未来の暮らし、100年続く暮らしを考えるための実験集合住宅NEXT21が、これまで30年の歩みを積み重ねてきて得られたものと、現代美術家荒川修作と詩人マドリン・ギンズの建築作品、彼らの思想とが交差する点を、日常生活の中にさりげなく違和感を潜ませる建築装置《蜃気楼階段》を通じて、考え、体験するイベントです。
日時:2025年3月16日(日)13時30分〜16時30分(受付13時〜)
会場:大阪ガス実験集合住宅NEXT21(〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6−16)
参加定員:45名(参加無料、事前予約制)
プログラム
13時30分〜15時 トーク&ディスカッション
パネリスト:
郡 裕美(建築家・大阪工業大学教授)
石津 智大(関西大学文学部教授)
服部 滋樹(京都芸術大学教授)
司会: 三村 尚彦(関西大学文学部教授)
15時10分〜16時30分 《蜃気楼階段》体験会、ワークショップ+NEXT21 の住宅見学
講師:
郡 裕美(建築家・大阪工業大学教授)
小室 弘毅(関西大学人間健康学部教授)
お申込み方法(事前予約制・先着順):
申し込みフォームよりご予約いただいた上で、直接会場にお越しください。
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主催:荒川+ギンズモックアップ研究会(空間と身体感覚の相互作用にもとづく空間デザインの研究)2023年度関西大学研究拠点形成支援経費採択課題
協力:大阪ガス株式会社、大阪工業大学、関西大学、荒川修作+マドリン・ギンズ東京
事務所、科学研究費補助金:基盤研究 (B) 荒川修作+マドリン・ギンズ映画資料アー
カイブ構築による映画制作過程と身体論の研究(課題番号:22H00616)
投稿者:Yumi Kori |
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東京都三鷹市で昨年から携わっていたリノベーションが無事竣工し、
素敵な場所が生まれました。
まだ詳細な使い方は未定ですが、この部屋では読書会やセミナー
ワークショップなども行えるように大テーブルを真ん中に置きました。
サロン空間では、リノベーションらしさを残すため、
部分的にコンクリートをそのまま露出してインテリアの一部にしました。
改装前、浴室だった部分はコンクリートが荒れていました。
そこでOSBパネルを張り、展示用の壁としても気軽に使えるようにしました。
サロンはテラスに直接出られる開放的な空間です。
本棚のあるセミナールームには、対面式のキッチンがあるので、
みんなでお茶や食事をしながら楽しく使うこともできます。
どこにいてもテラスとのつながりを感じられる開放的な空間です。
そして、別室に正式に展覧会のできるギャラリーも空間もあります。
ピクチャーレールも、スポットライトも装備していますし、
ここは防音室でもあるので、ミニコンサートもできます!
オープンの準備期間がおわったところで、詳細をまたお知らせします!
投稿者:Yumi Kori |
お知らせ News, オープンハウス Open House, 建物の完成 Project Completion |
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コンクリート造の小さな住宅が竣工しました。
敷地は公園隣接。
緑の風景に呼応する立体アートのような存在になったらいいなあと思い、
空間の流れとシークエンスを検討する中でこの形が生まれました。
折れ曲がった壁の構成と、
山と谷を繰り返す地形のような屋根形状は内部空間と響き合い、
壁の隙間から入る光が天井や壁面に反射し、
空間は時間と共に変化していきます。
コンクリート以外の素材をほぼ使わないミニマルなデザインであることから
「モノクローム」と名前をつけました。
この建物は近所にお住まいの建主のセカンドハウスです。
室内に愛車を乗り入れて、それを眺めながらくつろげること、
テラス部分には追加で2台の車が停められることが設計条件でした。
平面計画は、まず車の軌跡や配置を考え、そこにキッチンや水回りという
生活に必要な機能を入れるということで決定しました。
そして、そこにどうやって空間の奥行きと流れを作るのかを考えたときに、
この起伏に富んだ天井を作ることを思いつきました
建主はコンクリートが大好きということもあり、
コンクリートを打設したプロセスを「景色」として残すことを考えました。
だから、補修はいっさいしていません。
コンクリートを打設した時にできた模様が陶芸作品の「景色」のようです。
また、コンクリート打設時に型枠を支えるためにできた
現場のサポートを支えるための穴を埋めたりせずに記憶として残すことを考えました。
穴の跡に鏡面のステンレスの球をいれることで、
そこに光や景色を写しこむという遊びもしました。
一瞬ランダムに見える配置ですが、
まるで銀河に浮かぶ星座のように見えます。
それらには存在の必然があり、
作ったプロセスの歴史が刻み込まれています。
コンクリートを打設する前のサポートの様子がわかる写真はこちらにあります!
さて、次に室内で車が美しく見えるためには、どうしたらいいかを考えました。
四角い箱に車を閉じ込めるのではなく、
空間内に様々なベクトルを感じられたら、
スピードを伴う動くオブジェだとして
車を鑑賞できるのではないかと思い、
天井の起伏の稜線を様々な角度に振り、
空間の流れを作り出すことを考えました。
ただ、実際、建物ができてみると、
なんだかとても居心地がいいことがわかってきました。
刻々と変わる太陽光、
影の絵画がコンクリートに映り込み、
無機質な壁面と公園の緑の風景の対比もまた美しく感じられます。
公園の風景を眺めながら窓辺に座っていると、
心が自由な旅をはじめます。
車を楽しむだけでなく、ここにピアノを入れたいとか
友人を招いてゆっくりくつろぎたいとか、
建主も使い方を色々考え始められているようです。
もともとは、車を楽しむガレージハウスとして計画したのですが、
(施主が敷地を購入したのも、公園の景色を楽しむということではなく、
道路が真っ直ぐで車が入れやすいということが理由だったようです。)
実はそれがかえって功を成したというか、
そのおかげで、今回、空間に不思議な余白が生まれました。
車のスケールや軌跡を中心にして設計せざるをなかったため、
人間のスケールを中心に設計する住宅建築とは少し違う空間が生まれたようです。
新築でありながら、
これはコンバージョン建築で感じられるような
機能と空間のズレが生み出す自由な開放感といってもいいような気がします。
シャワールームには天窓から光が落ちるデザインとしました。
光の色が時間とともに美しく移ろいます。
キッチンも思い切ってコンクリートで打設しました。
コンクリートに切り目をいれて前に倒し
切り取られた部分が窓になったというような
ユーモアのあるデザインです。
玄関の採光窓もコンクリートを切り欠いた形にし、
様々な角度を感じられる空間構成としました。
お庭は異国情緒あふれるドライガーデン。
施主が選んだ青みががった石を置きました。
引き込み式のガレージドアをあければ、室内とテラスは一体化します。
竣工翌日の秋晴れの日、現地を訪れてみると
外壁には公園の木漏れ日が映り込み、
自然に溶けているように見えました。
外観の傾斜壁も変化に飛んだ内部空間と呼応したかたちです。
公園とのコンクリート塀も角度をつけて傾斜させることにより、
本体とテラスとが呼応して
屋外も建築空間の一部として感じられます。
長い一本道の先にひっそり佇む
緑につつまれた小さなガレージハウス
夜もなかなか素敵です。
天井にはあえて照明器具を設置せず、
壁や天井を照らすアッパーライトのみにしました。
夜景を撮影している時に遠くから眺めると、
間接照明で照らされたガレージハウスの室内は
まるでシアターのように見えました。
主要用途 : 一戸建ての住宅
構造規模 : RC造 地上1階
敷地面積 : 99.24m² ( 30.02坪)
延床面積 : 44.57m² ( 13.48坪)
設計監理 : スタジオ宙/ 郡裕美、遠藤敏也
構造設計:H&A構造研究所/平川 啓一
施工 : 篠崎工務店/篠崎省三
造園 : 株式会社岩城/ 荒川 淳良
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今回、屋根の形や壁の角度を決めるデザイン検討のために、
なんども模型をつくって形のスタディを行いました。
これらは試作のモックアップ模型たち(縮尺1/100)です。
検討の結果、やっと決まった外観のかたち、
公園より建物を見た完成予想模型(縮尺1/50)です。
上空より建物を見る完成予想模型はこちら。
山と谷を繰り返す、起伏に飛んだ室内の様子がわかっていただけると思います。
投稿者:Yumi Kori |
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郡裕美が参加する芸術祭《箕面の森アートウォーク2023》が、10月20日より始まりました。 すでに多くの方々が鑑賞してくださっていて、嬉しい限りです。
10月29日(日) 13:30
11月3日(金) 12:00
郡裕美 によるアーティスト・トークが行われます!
作品制作の背景や箕面山瀧安寺という場所のもつ歴史など、参加作品である「EVOCATION」を取り巻く様々な事柄について、郡が説明していきます。
最新の作品の説明は、こちらをご覧ください。
https://www.studio-myu.com/news/archives/6731
EVOCATION
インスタレーション:Yumi Kori / 郡 裕美
制作:大阪工業大学 郡裕美研究室+有志、越智工務店、studio C、mtit、アルテ・アバン、スタジオ宙
会期:2023年10月20日(金)〜11月3日(金)
時間:10:00〜16:30 (入場は16:00まで)
郡裕美 アーティストトーク:
10月29日(日)13:30~14:30(瀧安寺 境内)
11月3日(金)12:00~ (瀧安寺 境内)
最寄り駅:阪急箕面駅 (梅田駅より阪急電車で30分)
芸術祭の会場:箕面山 瀧安寺 / 聖天宮 西江寺 / 箕面大滝前 / 梅屋敷 / 琴の家
阪急箕面駅から大滝への滝道に様々なアーティストの作品が展示されます。
郡裕美 展示会場: 瀧安寺の赤い橋を渡った有料エリア(入館料500円) に設置。
瀧安寺は箕面駅より徒歩15分
瀧安寺は、修験道を創始したといわれる役行者が箕面滝で修行をした由来で、658年に建てられました。その客殿と鳳凰閣(武田悟一設計、登録有形文化財)が、芸術祭の会期中は特別公開されます。
投稿者:admin |
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10月20日から東京・高田馬場ラビネスト劇場で始まる演劇公演の舞台美術を担当しています。舞台の模型やCGを作りながら様々な検討を重ねています。
舞台は廃墟を思わせるシーンから始まるという脚本。
そこで、コーラケースやありあわせの箱を積み上げるという
シンプルな舞台セットを提案しました。
最初、観客には、単なる廃材置き場にしか思えないのに、
そこに役者が登場し、役者が動き回ることで、
コーラ瓶ケースがステージに見え、
積み上げられた箱の間が門に見え、
その隙間に道が生まれ、
影の向こうに別の場所が見え隠れし
様々な意味や関係性が生まれては消え、
空間や時間の重層性が感じられるといいなと思いました。
朝鮮半島を南北に分断する38度線がテーマの今回の舞台、
箱の隙間にできた道をあえて視覚化することを提案、
すると、ある時は2つの世界を分断する境界線となり、
ある時はこちらと向こうをつなぐ道にみえ、
そしてある時は、それが南北をまたがって流れるイムジン川に見え、
ある時は舞台上のもう一つのステージに見える、、、
役者の動きや光の変化で、
新しい関係性を見出すことを試みれたらいいなと思っています。
今はまだ、試作の段階で、
まだ、これから検討を重ねていき、公演日に向けて更にデザインを発展させていきたいと思います。
お時間、許せば、是非、おいでください。
劇団アランサムセ 結成35周年公演 「노고지리(ノゴジリ)~つばさ~」
◆公演日時:2023年10月20日(金)~22日(日)
20日(金) 19:30~
21日(土) 14:00~ 19:30~
22日(日) 14:00~
◆場所:高田馬場ラビネスト(東京都新宿区西早稲田3-27-4)
◆チケット:当日4,000円 前売3,500円 学割3,000円(全席自由)
◆予約・問い合わせ
aransamse@gmail.com
原作:李仁石 ◆脚色・脚本:金恵玲 ◆演出:金正浩 ◆出演:金恵玲 金順香 金正浩(劇団アランサムセ) 経塚裕弘 盧華順 ※電話番号はフライヤーをご覧ください。
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2018年の台風被害で大破した箕面山瀧安寺の庫裏(本坊)の跡地にインスタレーションを作ります。庫裏はかつて寺の台所。もともとの建物には越屋根(かまどの上の煙抜き)があり、ここで煮炊きされた食事は長年多くの修験者を支えてきました。タイトルの「EVOCATION」というのは「想起」という意味。今回、その「失われた庫裏の記憶をかたちにする」ことを考えました。
かつて、ここには大屋根の庫裡があり、
はるか元禄の時代より、
多くの修験者たちの食事を賄ってきた。
土間のかまどでは火が絶えず、
木組みが見える高い小屋裏の、
煙抜きから差し込む天光は、
さぞ美しかったに違いない。
5年前の台風でその建物は大破し、
跡形もなく解体された。
時の流れの儚さを受け止めて、
未来につながる確かな記憶を伝えたい。
今秋 10月20日(金)より開催される《箕面の森アートウォーク2023》の正式参加作品です。芸術祭の間は、会場の《瀧安寺》の客殿と鳳凰閣(武田悟一設計、登録有形文化財)もこの特別公開されます。また、会期中は、阪急箕面駅から大滝へと続く滝道にアーティスト達が様々な作品展示をします。
※ 芸術祭への出展に伴い、郡が教鞭をとる大阪工業大学空間デザイン学科の郡研究室が中心となって、10月13日作品制作に伴う建築ワークショップを行います。詳細は《こちら》.
EVOCATION / 想起
会期:2023年10月20日(金)〜11月3日(金)
時間:10:00〜16:30 (入場は16:00まで)
会場:箕面山 瀧安寺 境内 (入館料500円)
最寄り駅:阪急箕面駅 (梅田駅より阪急電車で30分) ※瀧安寺は箕面駅より徒歩約15分
制作:大阪工業大学 郡裕美研究室+有志、越智工務店、スタジオ宙、studio C、mtit
さて、今回のアートプロジェクトの背景を紹介します。
《瀧安寺》は、修験道を創始したとされる役行者が箕面滝で修行をし、滝のそばに自ら弁財天の像を祭祀して箕面寺(のちの瀧安寺)と称したことを起源とする。山岳の道場として多くの修験者を受け入れることで発展し、現在に至る。今も多くの修験者がここを訪れる。
瀧安寺 の客殿と庫裏跡地を本堂側から箕面川ごしに見る。
台風被害前の庫裏の外観写真 : 庫裏は寺の台所。大屋根には越屋根(かまどの上にある煙抜き)があ利、土間と空をつないでいた。
台風被害前の庫裏の鳥瞰写真: 客殿とつながって庫裡(台所・本坊)があり、越屋根(かまどの煙抜き) が見える。
その際、お寺の台所として瀧安寺の重要な役割を果たしていたのがこの庫裏である。外観を特徴づけている越屋根の下の土間には大きなかまどがあり、そこで煮炊きされた食事は修験者に供されてきた。しかし2018年に発生した台風21号によって倒れたケヤキの巨木が庫裏に直撃したことで、大屋根が陥没し、建物は大破する。
台風被害後(大破した庫裏の撤去工事中)鳥瞰写真
庫裏の跡地が空き地になっている現在の鳥瞰写真
古来から食を施して修験者を支えるという重要な役割を担っていた庫裏。
その記憶をかたちにするサイトスペシフィックな作品を作りたいと思った。
江戸時代に描かれた箕面瀧安寺の鳥瞰図 『摂津名所図会』
最寄り駅:阪急箕面駅 (梅田駅より阪急電車で30分)
※瀧安寺は箕面駅より徒歩15分
箕面は、大阪梅田から電車で30分とは思えない自然あふれる場所。秋の箕面山とアートを楽しみに、是非おいでください。箕面ビールも有名です!
右は箕面大滝の写真です。秋の美しい箕面の自然を楽しむついでに是非おいでください!
投稿者:admin |
お知らせ News, 展覧会情報 Exhibition Info, 美術の仕事 Art, Stage Design |
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