スタジオ宙

西宮の家「香風居」の動画UPしました。

— House in Nishinomiya Youtube UPLOADED —

親友のために作った注文住宅です。 敷地は、神戸港から大阪湾、紀伊半島まで一望できる高台にあり、西側には六甲山系の山々が広がります。主な生活空間は2階に浮かせて景色を満喫する計画で、1階は地面との繋がりを重視し、庭の木々や草花を楽しむ空間にしました。建主は、ジョージナカシマの家具のコレクターで、この家のためにアメリカから運んだ家具の一部も居心地よく配されています。 心地よい風の香りを感じていただけたら幸いです。建主は郡裕美のアート作品のコレクターでもあり、1階の玄関にはガラスの中に音と光を閉じ込めた郡の作品「松風」を飾るコーナーを設けました。

庭と溶け合った気持ちの良い住まいがやっと完成したので、動画を作ってみました。まだ、家具が全部入っていないですが、ぜひ雰囲気を楽しんでください。

設計監理:郡裕美+遠藤敏也/スタジオ宙

施工:株式会社越智工務店/山野、木下、中村

造園設計:株式会社岩城/荒川淳良

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緑の香りを含んだそよ風が頰を撫で、 庭のアオダモが山鳥と合唱を始める。

1階は大地の魅力に触れる場所。 岩盤や草木が話しかけてくれる。

緩やかな段差で空間は回遊し、 徐々に2階へと昇っていく。

地上の重力から自由になった視線は、 海の彼方まで伸びていく。

時を忘れて佇んでいたら、 夕日の山並が一日を癒してくれた。

郡裕美+遠藤敏也

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投稿者:Yumi Kori |  動画, 建物の完成 Project Completion |  記事本文

謹賀新年 2022

— Happy New Year —

明けましておめでとうございます!

2021年は建物の竣工やアート展覧会などが重なり、なんだかクリエイティブな一年でした。

コロナのせいでまだ少し曇り空だけど、もうすぐ晴れ間がやってくると信じ、今年も頑張ります。

今年もどうぞよろしくお願いします。

郡裕美+遠藤敏也 / スタジオ宙

投稿者:Yumi Kori |  メディア掲載 Press Publication |  記事本文

古い蔵で展覧会、織物の町 富士吉田で

— TSUMUGU Installation with Bernhard Gal @Fuji Textile Week —

山梨県富士吉田市は、1000年以上続く織物の町です。

現在、「織りと気配」というテーマで、森美術館特別顧問の南條史生氏がディレクターとなって、興味深いアート作品が町のあちらこちらで展示されています。


今回、 郡裕美は「TSUMUGU」というタイトルで、市内の残る3階建ての古い蔵を使い、光と音のインスタレーションを展示しています。古代から続く織物の歴史や記憶に思いを馳せ、蚕小屋の暗闇の中で生まれる絹糸が、美しい布として紡がれるイメージの作品を作りました。既存の建築を生かしたアート作品で、町の活性化に寄与しています。

圧倒的に美しい冬の富士山観光と合わせて、是非お越し下さい。

◯会期:2021年12月10日(金) ~ 2022年1月9日(日)
◯会場:富士吉田中心市街地
◯展覧会のHPはこちら。https://fujitextileweek.com/

12月10日(金)の朝10時から、郡裕美と南條史生氏 (森美術館特別顧問)と大巻伸嗣氏(東京藝術大学美術学部教授)とのクロストークが企画されました


「TSUMUGU」 作品説明 

町並みの裏にひっそりと建つ3階建ての古い蔵は、幻想的な青い光に満たされ、機織部屋の気配、蚕が桑を食む音に包まれて眠る繭、緯糸のように等しく時を刻む光の糸と、階を上がるごとに観客は異なる織物の時間層へと誘われます。これは、太古から未来へつづく織物の記憶を光と音で紡ぎ出すインスタレーションです。

1階 蔵にあった古いガラス戸、蔵の窓の隙間から差し込む光、ゆっくり点滅する青い光、遠くから響く機織りのサウンドが機織りの思い出の時間と空間を紡ぎ出す。

2階 蚕が闇の中で吐く白く光る糸、蚕小屋の闇の中で息づく繭のイメージ、そこに蚕が桑の葉を食べる音が響く。観客は桟橋の上で光と音に包まれて静かに時を過ごす。部屋の両端の壁に光の粒が幾重にも重なって映り込み、空間が永遠に広がっていく。

3階 闇の中に浮かぶ5本の光る糸、永遠を思わせるサウンド。
太古から時を刻むように続くよこ糸に、自分自身のたて糸を重ね合わせて、たった一つの織物を織ってみる。

サウンド制作:ベルナルド ガル Bernhard Gal
LED制作 :大須賀美恵子 大阪工業大学 ロボティックス&デザイン工学部
協賛:三菱ケミカルインフラテック(株)アクリライト

 初めて富士吉田に行って、作品アイディアを考えた時の郡裕美のエッセイはこちら。

https://www.studio-myu.com/blog/archives/1635

投稿者:Yumi Kori |  お知らせ News, 展覧会情報 Exhibition Info, 美術の仕事 Art, Stage Design |  記事本文

緑の紙飛行機、大阪梅田に出現!

— Green Paper Airplane Insulation Moves to Umeda, Osaka —

明後日から代表の郡裕美が教授として教鞭をとる大阪工業大学の梅田キャンパス1階のロビーで、緑の飛行機Green Airplaneのインスタレーションを学生と一緒に行います。コロナの閉塞感を破るべく、壁の向こうの世界に想像力を馳せる試みです。一般の方も参加可能です。大工大梅田キャンパスは大阪・梅田駅直結の茶屋町にあります!

11/17の3時から一斉に飛行機を飛ばしたあと、郡裕美のレクチャー「アートで空間を変容する」申し込み不要、誰でも参加できます。お時間があれば、是非、おいでください!

投稿者:Yumi Kori |  お知らせ News, 美術の仕事 Art, Stage Design, 講演会 Lectures, 講演会のお知らせ Lecture Info |  記事本文

京都の町家が雑誌モダンリビングに掲載

— Kyoto Machiya Renovation Published in the Morden Living Magazine —

私たちが手がけた京都の町家の改装「月雫」が、モダンリビングの最新号no.259に紹介されました。

元々の建物が持っていた空間性や歴史的背景を尊重しつつも、自由な発想で空間設計に取り組んだ過程を記事にしていただきました。

記事の写真は、写真家の傍島利浩さんの撮影です。撮影当日は生憎の雨天でしたが 、誌面からは濡れた庭石が遥かな時間を語りかけてくるような、そんな仕上がりになっています。

ぜひお手にとっていただき、感想でもいただけたらありがたいです!

投稿者:Toshiya Endo |  メディア掲載 Press Publication |  記事本文

伝統的町並みでの空き地対処法-3.ポケットパーク

— How to repair historical townscape? vol.3 —

第3案は、町並みに面して門のような下屋のような奥行きのない空間を作り、その向こうにポケットパークのような居場所を作るデイディア。通り側からは建物越しに庭の風景を眺めることができます。敷地に小屋の小さな小屋や家形フレーム、木々をランダムに点在させることで、おとづれた人が思い思いに時間を過ごせるという提案です。

小屋フレームとその間の空間が居場所に。

投稿者:Yumi Kori |  日常風景 Diary, 設計のプロセス Design Process |  記事本文

伝統的町並みでの空き地対処法-2.水庭の風景

— How to repair historical townscape? vol.2 —

通りから見た格子のファサード

第2案では、通りに面して町並みに合わせた建物を建て、水庭の風景を作るアイディア。中庭には片流れの下屋のような建物を建て、居心地良さを生み出す提案です。蔵は、日常とはちょっと違う特別な場所として使う予定。新しいけど懐かしい、そんな空間が魅力です。

飛石が庭の奥へと人々を導きます。

デッキが中庭に面したステージのように使えるかも。

投稿者:Yumi Kori |  日常風景 Diary, 設計のプロセス Design Process |  記事本文