YUMI KORI ART WORKS

2024年4月の記事

Mirage Stairs 蜃気楼階段  大阪梅田に出現中!

これは、持ち運びできる建築/空間装置である。
人の身体感覚に訴えかけ、空間認識を問い直し、日常に新しい風をもたらすことを考え、住宅に設置するモジュールとしてデザインした。
人体寸法を基準に作ってあるので、最小限の個室、寝室にもなることを想定した。

外観は見る方向によって見え方が変わる。鏡の壁には周りの景色が映り込み、その存在が不確かに見え隠れし、反対から見れば実態のある物体に見える。

また、装置の上に上がってみると視点が変わる。
日常がいつもとは違って感じられ、気分も変わるだろうか。

また、ドアを開けて中に入ってみると無限につながる空間の中で、自分の空間認識が変化していくことを楽しんでくれるだろうか。
住民が生活の中でこの装置を創造的に使ってくれたらいいなと思う。

また、これは通常の階段とは違い、建築本体と切り離され、上階と下界をつなげるという本来の機能が失われている。住人がその時々にその使い方を発見し、椅子、展望台、ステージ、間仕切り壁、姿見、隠れ家など、使い方によって呼び方が変わるといいなと思う。

人体寸法を基準に作ってあるので、最小限の個室、寝室にもなることを想定した。

人間は、常に環境と溶け合いながら新しい身体に生まれ変わっていく。

いくつもの自分が作られていく。

階段は通常、表側と裏側、2つの違う空間を持っている。そしてそのふたつの世界は出会うことがない。
しかし、今回はその接点である踏板の種類を様々に変えることで内外の関係性を変え、同時に内部環境を様々に変化させることを考えた。
この展覧会では、自然光、緑の光、荒川修作の「三鷹天命反転住宅」で使われた14色、漆黒の闇、など種類の光のバリエーションを楽しめるパーツを作ったので是非体験してみてほしい。

緑の板に変えてみると、空間は緑に染まる。

黒の板に変えてみると、空間は漆黒に染まり、空間は無限に広がる闇になる。

荒川修作+マドリン・ギンズ「手続き型建築」の形態を探る

Mirage Stairs / 蜃気楼階段

会期:2024年4月12日(金)〜4月29日(月・昭和の日) 入場無料
会場: 大阪工業大学梅田キャンパス OIT梅田タワー 1階 ギャラリー(自由通路)(大阪市北区茶屋町1番45号)

作品体験日:
通常の展示では、外から作品を見ていただけますが、
作品を実際に体験してみたい方は、
以下の作品体験日に会場にお越しください。

4/12(金) 15:00~18:00
4/13(土) 13:00~18:00
4/14(日) 13:00~17:00
4/17(水) 15:00~18:00
4/18(木) 15:00~18:00
4/19(金) 15:00~18:00
4/20(土) 13:00~17:00
4/21(日) 13:00~17:00
4/24(水) 15:00~18:00
4/26(金) 15:00~18:00
4/27(土) 13:00~18:00
4/28(日) 13:00~17:00

ワークショップ
4月25日(木)15:30〜 学生向け
     27日(土) 14:00〜 一般向け

講師:
小室弘毅(関西大学教授)
木田真理子(芸術文化観光専門職大学准教授)
郡裕美(建築家・大阪工業大学教授)
三村尚彦(関西大学教授)

材料:
シナ合板、アクリル塗装、ファイバーグレーチング、アクリル板、カッティングシート、アクリミラー。

協賛:
株式会社 中川ケミカル
タフカル, イロミズ, カッティングシート

三菱ケミカルインフラテック㈱
アクリミラーMS

三菱ケミカル株式会社
 アクリライトL

株式会社 ダイクレ 
FRPグレーチング

協力:株式会社 スタジオ宙

制作:
株式会社 越智工務店
大阪工業大学 ロボティックス&デザイン工学部 空間デザイン学科 郡裕美研究室

投稿者:yumi |  未分類 |  記事本文